Trephine Drill Use Questionnaire:
2)Why do you use Trephine Drill? なぜ中空フライスドリルを使うのですか?

a. How often do you use it in your practice? 全臨床においてどのくらいの使用頻度ですか? (For example: 70% of all cases)
4.1㎜のインプラント植立に際しての80~90%、上顎前歯部の形成(4.1㎜に際してはすべてのインプラント床形成。上顎臼歯部の柔らかい骨質の部位に初期固定を高める為の形成に。GBRを行う場合は骨採取のためすべての形成床に。マテリアライズのシンプラントで骨質が均一でなくドリル形成時、インプラント植立時に位置の変位を起こす可能性のある部位すべてにおいて使用。骨がナイフエッジの部位、ガイドサージェリーの一部のケース。
b. In which specific implant cases or bone types do you use it?中空フライスドリルを使用するときは特定のケースの時や特定の骨質によって使うのですか? (For example: for 4.1mm implants in soft bone only)
もちろん骨採取、上顎洞までの距離の確認の為(後述)ガイデッドサージェリー、骨質の不均一、柔らかい部位に対して初期固定を高める為ですが、フライスドリルに普段から慣れている必要があり(野球で言うキャッチボール、サッカーでパスやシュートの練習)通常のインプラント床形成でも使用する場合が多々あります。
c. What is your drill sequence for these cases? 中空フライスドリルを使用するときのドリルステップはどのように行うのですか?(Please state the case(s) and the corresponding drill sequence(s). For example: For 4.1mm implant in Class1 bone: 1) drill X, 2)drill Y, 3) Trephine drill)
ドリルを骨面にあてがいまずは逆回転、高速で骨面にマーキングをします。逆回転、高速にすることでドリルが安定します。丸いマークがついた時点で正回転 低速に変更してソフトタッチでドリリングを進めます。オーバーヒートを予防するため十分な冷却水の注水を注意深く行います。傾斜した骨面はマーキングにおいては傾斜した骨面に垂直にあてがいマーキングしてから植立方向に修正して正回転でドリリングをします。上顎のサイナスのアプローチにおいては非常にゆっくりとした深度の形成ができます。骨尖の動揺度により洞底部位までの距離が感覚でわかるようになります。クリッケラー先生の考案された骨尖採取用の鉗子にて骨尖を採取します。その後深度ゲージで深度を確認します。場合によっては骨尖が内部で折れている場合があるので2.8㎜のドリルで、またはガイデーッドサージェリー用のエンドミルカッターで骨尖を削り飛ばします。以後通報に従いインプラントの埋入を行います。
d. Do you use external and/or internal cooling?どのようにして中空フライスドリルの冷却を行っていますか?
フライスドリルの特徴(問題点)として発熱による骨火傷(オーバーヒート)です。これに関して、以前は内部注水方も使用しましたが現在はそのラインナップがないため、通常のフライスドリルを使用しますが、冷蔵庫にて冷却した生理食塩水またはリンゲル液を使用します。ドリルの回転数も200回転/分以下に設定して ソフトタッチに少しずつ深度を増していきます。それはオーバーヒートを避けるための秘訣でもあります。私はドリルについた注水ともう一つ介助が橫から注水をするようにしております。